日光や風雨、害虫といった外的刺激を遮るビニールハウスで育った植物は、充分に刺激を受けた露地栽培の植物よりファイトケミカルの量が少なくなってしまう…

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●ファイトケミカルの健康効果

 

1. 活性酸素の除去
2. 傷ついた細胞(遺伝子)の修復
3. ガン細胞の増殖防止(ガン予防)
4. 感染症に対する抵抗力の強化
5. 免疫力を高める
6. 記憶力、集中力の強化、アルツハイマーの予防
7. 老化防止

 

こうした素晴らしい働きをもつファイトケミカルの殆どは、植物性食品に含まれているのですが、その生成過程には「日光」が深く関係しています。(タウリンなど魚介類に色素として含まれるものもある)

 

植物は動物のように自らの意志で移動することは出来ません。

 

強い紫外線に晒されても、虫にたかられても、じっとそこで耐えなければならないのです。

 

そのため植物には、強い紫外線を浴びても火傷しないように紫外線を吸収し無害なものに変える物質や、害虫に食べられないように虫の嫌う物質が生成されるようになっているのです。

 

その生成される物質が、ファイトケミカルです。

 

つまり、生成を誘発する刺激としての紫外線が少なければ、ファイトケミカルの生成も充分には行なわれないということです。

 

だから、日光や風雨、害虫といった外的刺激を遮るビニールハウスで育った植物は、充分に刺激を受けた露地栽培の植物よりファイトケミカルの量が少なくなってしまうのです。

 


・結局は温室育ち......

 

確かに、ハウス栽培された日本の野菜と、露地栽培のアメリカの野菜を比べると、色も香りもアメリカの方が強く感じられます。

 

キュウリもピーマンもナスも、明らかにアメリカの方が大きく、皮も厚く歯ごたえがあります。

 

レタスやホウレン草などの葉ものの野菜も、ゴワゴワした食感がするほど肉厚です。

 

国内の繊細な野菜に慣れた人の中にはアメリカの野菜は食べにくいという人もいますが、私は野菜というのは、本来そうした力強い食べ物なのだと思います。

 

それに栄養素もファイトケミカルも、そうしたナチュラルな環境で育ったものの方が遥かに豊富に含まれているのです。

 

抗酸化物質は、私たちの体の中でも作られますが、エンザイムと同じように、新鮮な食品からとることは、体の負担を減らし健康維持に役立ちます.。

 

ですから、出来るだけ太陽を一杯浴びた健康な野菜を選ぶようにして下さい。

 

ファイトケミカルが豊富な野菜は、エンザイムも間違いなく豊富なよい食品です。

 

ハウス栽培かどうか見た目だけで野菜を区別することは難しいのですが、旬の野菜を選ぶようにしていれば、自然とハウス栽培のものは避けることが
出来ます。

 

【出典】病気にならない生き方(2) 実践編 新谷 弘美著

 

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